こわい話

年の瀬ですね。
みなさんは無事に仕事納めできそうでしょうか。
こばちは本日無事に仕事納めとなりました。ばんざい!
忙しい一年だった。スイッチの壊れたランニングマシーンに乗っているような年でした。でも、やり終えた。^^
来る年もまた、稔り多き一年でありますように。
さて。表題にあるように、こわい話です。
少し前に、ある人から『編集者さんの話を書いた本が出ているよ』と教えられ、手に取った本があります。
幻冬舎から出版されている七山七里さんの作家刑事毒島がそれです。
http://www.gentosha.jp/category/keijibusujima
小説家志望者・新人作家、閲覧禁止と、帯にある。内容はミステリーなんですけどね。
読んでみると、エンタメの振りをして業界の裏側を書いた本でした。
普通の人はともかく、(我らのような)帯そのままの立場の人が読むと、血も凍るような内容が書かれています。
知りたいけど誰にも聞けなかったこと。新人賞の裏側とか、新刊本を出すときの攻防戦とか^^
そういう意味で、ものすごーく興味深い内容となっています。こわいけどね。
作中にもデビューを目指して奮戦している作家志望者も出て来ます。そして、すべてを知ってもなお挑む気があれば……と、おそらくは先輩からのエールのようなもの(?)も感じ取ることができます。
受賞と落選の狭間にあるものも、感じ取ることができるでしょう。エンタメだけどあまりにリアル。勇気のある方はぜひ。
来年はどの賞に向けて書きますか?
それとも、どんな挑戦をするでしょうか?
私はとにかく一度立ち止まってみようと考えています。新年6日までの期間限定で 笑
そして自分に問いかけてみようと思います。
どうしたいのか、何を書けるのか、それができるのか、どうすればいいのかを。
どちらさまも、よい新年をお迎えください。
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